業種別デモ

下の枠内は、チャットボットを設置したサンプルサイトです(実在の組織ではありません)。 業種を切り替えると、サイトの中身と、チャットが参照する資料・回答がまとめて入れ替わります。

選択肢から進むほか、「その他(質問を入力する)」を選ぶと、文章のまま質問して該当しそうな項目が示される流れも確認できます。 回答のあとには「解決した/解決しなかった」の評価と、担当者への引き継ぎが続きます。

解約・持ち込み・人数変更など、契約後の規定に関する質問が多い結婚式場の例です。

デモは動作確認用のサンプルです。あらかじめ用意した会話を再生しており、実際の検索や回答の生成は行っていません。 入力した内容はどこにも送信されず、ページを離れると残りません。資料・回答・文言・色は、いずれも設置先に合わせて設定します。

デモで交わされる会話の例

上の結婚式場のデモで、キャンセル規定について尋ねたときのやり取りです。実際の画面をそのまま書き起こしています(サンプルの式場・サンプルの規約による例です)。

コンシェルジュ

ご見学・ご契約・当日のご準備について、FAQと規約からお答えします。

コンシェルジュ

お調べになりたい項目をお選びください。
キャンセル・日程変更の規定/お支払いと追加料金/持ち込みのルール/その他(質問を入力する)

来訪者

キャンセル・日程変更の規定

コンシェルジュ

ご契約後の解約は、挙式日までの日数に応じて申込金と解約料の区分が定められています。日程変更は、空き状況の範囲で挙式日の90日前まで1回承ります。

根拠

参照:ご利用規約 第8条(解約・日程変更)、よくあるご質問「キャンセル料について」

誘導

関連ページ:ご契約からご当日までの流れ

コンシェルジュ

この回答で解決しましたか?
解決した/解決しなかった/担当者に相談したい

来訪者

担当者に相談したい

コンシェルジュ

ウエディングプランナーにおつなぎします。お問い合わせフォームの内容を、そのまま担当へ引き継ぎます。

回答だけを返すのではなく、どの資料の何条に書かれているかを添えるのがこの流れの要点です。 規定や料金のように正確さが求められる質問では、根拠が添えられているかどうかで、担当者が電話で説明し直す回数が変わります。 「解決しなかった」と評価された質問は記録され、掲載内容の見直しに回ります。

サイト設置型のFAQチャットボットとは

寄せられる問い合わせの多くは、すでにサイトのどこかに書かれています。 書かれてはいるものの、FAQ・規約・マニュアルに分かれていて、利用者はどれを見ればよいか分かりません。 結果として、電話とメールで同じ質問が繰り返されます。

一般Webサイトや会員ポータルに設置し、複数の資料を横断して探して、回答とあわせて根拠となった箇所を示すチャットボットです。 書いてある場所まで案内したうえで、それでも解決しない場合に有人の窓口へ引き継ぐ——という順番で設計されています。 当社ではこの役割を「Web自己解決コンシェルジュ」と呼んでいます。

LINEと組み合わせると、何が変わるか

サイト上のチャットは、LINE公式アカウントの手前にある接点です。 質問に答えたあと、来訪者がどちらへ進むかで役割が分かれます。

サイト上のチャットからLINE公式アカウントへつながる流れ検索や広告からサイトに来た方がチャットで質問し、根拠となる箇所を添えた回答を受け取ります。そこで解決した方はそのままサイトを離れ、続けて相談したい方はLINE公式アカウントの友だちとしてつながり、以後もセグメント配信や有人の応対で連絡を続けられます。検索・広告から来訪サイト上のチャットで質問根拠となる箇所を添えて回答FAQ・規約・マニュアルを横断そのまま離れる解決した方LINEの友だちへ続けて相談したい方その後も連絡できるセグメント配信・有人応対
場面 1

友だちになる前の来訪者に応対する

検討の入口で友だち追加を先に求めても、応じてもらいにくいのが実情です。 質問に答えたあとであれば、続けて相談したい方へのご案内として差し込めます。 つながったあとはセグメント配信で連絡を続けられます。

場面 2

解決しなかった相談を、そのまま持ち越す

有人の窓口へ引き継ぐとき、チャットでのやり取りを一緒に渡すため、来訪者が同じ内容をもう一度説明する必要がありません。 相談内容を顧客属性として残せば、その後のLINEでのやり取りも同じ顧客の記録として扱えます。 会員IDとの突き合わせは連携機能として個別に設計します。

問い合わせを減らすだけであれば、一般的なFAQチャットボットでも同じことができます。 一度きりの訪問で終わっていた人を、その後も連絡できる相手に変えるところまで含めて構成できる点が違いです。

主な機能

FAQ・マニュアル・規約の横断検索

複数の資料をまたいで該当箇所を探します。利用者がどの資料に書かれているかを知らなくても、質問から辿り着けます。

自然文による質問回答

選択肢を選ぶ形だけでなく、文章のまま質問を受け付けます。言い回しが決まった形式に沿っていなくても構いません。

回答根拠・参照ページの表示

回答の下に、根拠となった資料と該当箇所を示します。利用者は元の記載を自分で確かめられます。

関連ページへの誘導

回答に続けて、次に見るべきページへ案内します。手続きや申し込みの入口まで、そのまま進んでもらえます。

未回答・低評価質問の収集

答えられなかった質問と、「解決しなかった」と評価された質問を記録します。どこが不足しているかが残ります。

AIによるナレッジ改善案の作成

記録された質問をAIが整理し、追加・修正すべきFAQの案としてまとめます。担当者は案を確認して掲載内容を更新します。

問い合わせフォーム・有人窓口への引き継ぎ

自己解決できなかった場合は、フォームへの案内と有人窓口への引き継ぎに進みます。やり取りを引き継ぐため、説明のやり直しが起きません。

PC・iPhone Safari対応

PCとiPhoneのSafariに対応しています。狭い画面ではパネルが全幅表示に切り替わります。

業種ごとの使われ方

規約・料金・条件の解釈をめぐる質問が電話を占めていて、検討の期間が数か月に及ぶ業種ほど、 サイト上のチャットとLINE公式アカウントの組み合わせが噛み合います。

結婚式場 — 契約後の規定に関する質問を引き取る

キャンセル規定を質問 規約の該当条項を提示 プランナーへ引き継ぎ

解約・日程変更・持ち込み・人数変更など、規定の解釈が絡む質問が繰り返し寄せられます。回答に条項を添えることで、担当者が口頭で説明し直す場面を減らせます。

LINEにつなぐ:見学のご予約に至らなかった方へ、その後もフェアの空き状況をお届けできます。

自動車販売店・整備工場 — 条件が車両ごとに異なる説明を支える

保証の範囲を質問 保証規定と保証書を提示 サービスフロントへ引き継ぎ

車検・保証・下取り・ローンなど、条件が細かく分かれる説明が中心です。根拠を示しながら案内し、個別の判断が要る部分だけ担当者につなぎます。

LINEにつなぐ:見積もりのご依頼まで進まなかった方へ、次の車検や点検の時期に合わせてご案内できます。入庫後のフォローは自動車整備向けのご紹介に。

専門学校・大学 — 学費と奨学金の規程を、募集要項から答える

奨学金の併用可否を質問 奨学金規程の別表を提示 入学相談へ引き継ぎ

学費の納入時期、奨学金の併用、出願資格といった、規程を読まなければ答えられない質問が事務局の電話を占めます。募集要項と学費規程を横断して探し、根拠となった箇所を添えて回答します。

LINEにつなぐ:オープンキャンパスのお申し込みに至らなかった方へ、出願期限や個別相談会をご案内できます。

クリニック — 来院前の確認を電話から移す

初診の持ち物を質問 診療案内の該当箇所を提示 予約ページへ案内

持ち物・診療時間・費用・駐車場といった定型の確認が、診療中の電話対応を占めています。サイト上で完結させたうえで、予約の入口まで案内します。

LINEにつなぐ:ご予約まで進まなかった方へ、定期検診のご連絡につなげられます。歯科のリコールは歯科向けのご紹介に。

自治体窓口 — 来庁前に必要書類をそろえてもらう

転入手続きを質問 手引きの該当箇所を提示 担当窓口へ引き継ぎ

必要書類の不足による出直しは、住民と職員の双方に負担になります。来庁前に必要なものと受付時間を確認してもらう導線として使えます。

LINEにつなぐ:手続きを調べた方へ、以後の手続きの時期や防災の連絡を届けられます。

導入の流れ

1

対象の資料を決める

FAQ・規約・マニュアル・料金表など、回答の対象にする資料を選びます。実際に届いている問い合わせを見ながら、どの資料が不足しているかもあわせて確認します。

2

回答と参照先を整える

質問の入口となる項目、回答文、根拠として示す箇所、案内先のページを対応づけます。解決しなかった場合の引き継ぎ先もここで決めます。

3

サイトにタグを1行追加する

対象ページの</body>の直前にスクリプトタグを追加します。表示する文言や色は、初期化のコードで指定します。

<script src="https://example.com/engagech-webchat.iife.js"
        data-autoinit="false"></script>
<script>
  EngageChWebChat.init({
    launcher: { label: 'ご質問はこちら' },
    panel: { title: '案内デスク' },
    scenario: /* 質問と回答の定義 */
  });
</script>
4

未回答と低評価を見て育てる

答えられなかった質問と低評価の質問を確認し、AIがまとめた改善案をもとに掲載内容を更新します。設置して終わりではなく、実際の質問に合わせて回答を増やしていく運用になります。

対象とする資料の量や、既存の問い合わせフォーム・有人窓口との接続方法によって構成は変わります。要件の整理からご相談ください。

導入の規模と費用の考え方

費用は、初期構築と月額の二本立てです。初期構築では、対象にする資料の整理と、質問から回答・参照先への対応づけを行います。 月額には、日々の運用と、未回答・低評価をもとにした回答の追加や修正が含まれます。

見積もりを左右するのは、主に次の3点です。

  • 対象にする資料の量と形式:Webページだけか、PDFのマニュアルや約款を含むか。
  • 更新の頻度:規約や料金の改定がどのくらいの間隔で起きるか。改定のたびに回答を追う運用が必要かどうか。
  • 有人窓口とのつなぎ方:問い合わせフォームへの送信で足りるか、既存のヘルプデスクや基幹システムに接続するか。

Engage Ch全体の料金体系は料金プランに記載しています。 この機能を含む構成のお見積もりは、対象にする資料と現在の問い合わせ内容を拝見したうえでご提示します。

よくあるご質問

どの資料を回答の対象にできますか?

よくあるご質問のほか、利用規約・約款、業務マニュアル、料金表、お知らせなど、文章として整理された資料を対象にできます。対象を横断して探すため、利用者はどの資料に書かれているかを知らないまま質問できます。

回答が正しいかどうかは、利用者から見て分かりますか?

回答と合わせて、根拠となった資料と該当箇所を提示します。あわせて関連ページへのご案内も表示するため、利用者は元の記載を自分で確かめられます。規定や料金のように、正確さが求められる質問ほど効果があります。

答えられなかった質問はどうなりますか?

回答できなかった質問と、利用者が「解決しなかった」と評価した質問を記録します。記録された質問はAIが整理し、どのFAQを追加・修正すべきかの改善案としてまとめます。担当者はその案を確認して、掲載内容を更新する運用になります。

解決しない場合はどうなりますか?

問い合わせフォームへの案内と、有人窓口への引き継ぎに対応しています。チャットでのやり取りを引き継ぐため、利用者が同じ内容をもう一度説明する必要がありません。

LINE公式アカウントの友だちでない方にも使えますか?

はい。むしろ、まだ友だちではない来訪者への応対が主な用途です。検索や広告からサイトに来られた方は、LINE公式アカウントの友だちではありません。ご質問にお答えしたうえで、続けて相談したい方にはLINE公式アカウントをご案内する、という流れで構成します。

一般的な有人チャットやWeb接客ツールとの違いは何ですか?

有人チャットは、人が応対することを前提に会話を受け付ける仕組みです。本機能は、FAQ・規約・マニュアルを横断して探し、根拠となった箇所を添えて回答したうえで、解決しない場合にだけ有人の窓口へ引き継ぎます。また、サイトで受け取った相談内容を顧客属性として残せるため、その後のLINE公式アカウントでの連絡につなげる構成にできます。

会員ポータルのようなログインの内側にも設置できますか?

一般に公開しているWebサイトのほか、会員ポータルにも設置できます。掲載している資料や、ログインの状態に応じた出し分けの要否は、既存の構成に合わせて設計します。

スマートフォンでも使えますか?サイトのデザインは崩れませんか?

PCとiPhoneのSafariに対応しています。画面幅600px以下ではパネルが全幅表示に切り替わります。チャットはShadow DOMの内側で描画するため、設置先サイトのCSSとスタイルが混ざりません。

組み合わせる機能

サイト上で受け取った相談をその後のコミュニケーションにつなげる場合は、セグメント配信・自動配信シナリオ配信と組み合わせます。 利用者の属性をあらためて伺うときは対話型アンケート、蓄積した情報の管理は顧客属性管理が担当します。

どの経路から来た人が質問に至っているかを見る場合は経路分析、 既存システムとのつなぎ込みは連携機能をご覧ください。機能全体の位置づけは機能一覧にまとめています。

設置面がLINE公式アカウントの場合はAIチャットボット構築が対応します。 チャットボットで問い合わせ対応を自動化する考え方はチャットボットで問い合わせ対応を自動化する方法で解説しています。

自社サイトに置いた場合の構成をご提案します

現在届いている問い合わせと、掲載中の資料を拝見したうえで、
最初に対象とすべき範囲をご相談しながら決めます。