流入経路分析とは
LINE公式アカウントへの友だち追加は、店頭QRコード・Webサイト・広告・SNS投稿・紹介など複数のチャネルから発生します。 友だちがどのチャネルから来たのかをチャネル別に分けて把握することを、流入経路分析と呼びます。 しかし標準機能では「誰がどこから来たか」を正確に把握することが難しく、どの施策が効果的だったのか判断できません。
Engage Chの経路分析は、流入元ごとに固有のパラメータ付きURLやQRコードを発行し、友だち追加時に自動でタグ付け。 追加後の行動(来店・購入・アンケート回答など)まで追跡できるため、チャネル別のLTV(顧客生涯価値)や費用対効果を数値で比較できます。
友だちを増やす施策そのものの選び方はLINE公式アカウントの友だちを増やす7つの施策で、 配信後の開封・クリックまで含めた効果測定は分析機能で、 自動付与されたタグの扱いはタグ管理で解説しています。
できること
流入元別QRコード・URL発行
店頭・チラシ・Web広告・SNSなど、チャネルごとに固有のQRコードとURLを発行。設置場所ごとの友だち追加数を正確に計測できます。
自動タグ付け
友だち追加時に流入元タグを自動付与。「店頭POP」「Instagram広告」などのタグが付くため、後からのセグメント配信にもそのまま活用できます。
チャネル別ダッシュボード
流入元ごとの友だち追加数・ブロック率・来店率・購入率を一覧で比較。期間指定で推移を確認し、施策の効果をひと目で把握できます。
キャンペーン効果測定
特定のキャンペーンやイベントごとにURLを分けて発行し、施策単位での費用対効果を測定。広告費の最適配分を支援します。
流入元別シナリオ分岐
流入元に応じて異なるウェルカムメッセージやシナリオ配信を設定可能。Web広告経由と店頭経由で異なるアプローチを自動化できます。
LTV比較分析
流入元ごとに、追加後の購入金額・来店回数・継続率を集計。「どのチャネルから来た顧客が最も価値が高いか」をデータで把握できます。
活用シーン
店舗ごとの集客効果を比較
複数店舗それぞれに異なるQRコードを設置し、店舗別の友だち追加数とその後の来店率を比較。 成果の出ている店舗の施策を横展開し、チェーン全体の集客力を底上げできます。
広告チャネルの費用対効果を最適化
Google広告・Instagram広告・チラシなど、チャネルごとにURLを分けて配布。 友だち追加のCPA(獲得単価)だけでなく、その後の購入率やLTVまで追跡し、本当にROIの高いチャネルにリソースを集中できます。
紹介経由の友だちを優遇
紹介専用のQRコードを発行し、紹介経由の友だちに専用のウェルカムシナリオを配信。 紹介者・被紹介者の両方に特典を自動送付し、紹介キャンペーンの成果を数値で管理できます。
イベント・展示会の効果を可視化
イベントごとに専用QRコードを作成し、来場者の友だち追加数と後日の来店・購入を追跡。 出展コストに見合う成果が出ているかをデータで判断できます。
LINE公式アカウント標準機能との違い
| LINE公式 アカウント標準 | Engage Ch | |
|---|---|---|
| 流入元の識別 | 「友だち追加経路」で大まかなカテゴリ(検索・QRコード等)を確認できるのみ | チャネル・施策・店舗単位で固有のURLやQRコードを発行し、正確に識別 |
| タグ付け | 手動でのタグ付けのみ。流入元との自動連携は不可 | 友だち追加時に流入元タグを自動付与。セグメント配信にそのまま活用 |
| 追加後の追跡 | 友だち追加数の集計のみ。追加後の行動は追えない | 来店・購入・アンケート回答など追加後の行動まで一気通貫で追跡 |
| 費用対効果 | チャネル別のROI算出は不可 | チャネル別のCPA・LTV・ROIを自動算出 |
| 流入元別の配信 | 非対応 | 流入元に応じたウェルカムメッセージやシナリオの出し分けが可能 |
Web解析ツールの流入経路分析との違い
「流入経路分析」という言葉は、Webサイトの解析でも使われます。 GoogleアナリティクスなどのWeb解析ツールが対象にするのは、Webサイトへの訪問が検索・広告・SNSのどこから来たかです。 一方、Engage Chの流入経路分析が対象にするのは、LINE公式アカウントの友だち追加がどこで発生し、その友だちがその後どう行動したかです。
見ているものが違うため、どちらかがどちらかに置き換わるものではありません。 サイト訪問までをWeb解析ツールで、友だち追加以降をEngage Chで追う、という形で役割を分けられます。 店頭POPやチラシのようにWebを経由しない流入も、設置場所ごとにQRコードを分けて発行すれば、同じダッシュボード上で比較できます。
友だち追加時に付いた流入元タグをそのまま配信条件として使う考え方はセグメント配信とはで、 複数店舗での使い分けは小売・EC業界での活用例で紹介しています。
よくあるご質問
流入経路分析と、LINE公式アカウント標準の「友だち追加経路」は何が違いますか?
標準機能で確認できるのは検索・QRコードといった大まかなカテゴリのみです。Engage Chの流入経路分析は、チャネル・施策・店舗の単位で固有のURLやQRコードを発行するため、どの設置場所から追加された友だちかを個別に識別できます。
GoogleアナリティクスなどのWeb解析ツールの流入経路分析とは何が違いますか?
対象にしているものが違います。Web解析ツールが見るのはWebサイトへの訪問がどこから来たかで、Engage Chの流入経路分析が見るのはLINE公式アカウントの友だち追加がどこで発生し、その友だちがその後どう行動したかです。どちらかがどちらかに置き換わるものではなく、サイト訪問までをWeb解析ツールで、友だち追加以降をEngage Chで追う、という形で使い分けられます。
どのような流入元を分けて計測できますか?
店頭POP・チラシ・Web広告・SNS投稿・紹介・イベントなど、固有のQRコードやURLを発行した単位で計測できます。複数店舗にそれぞれ別のQRコードを設置し、店舗ごとの友だち追加数とその後の来店率を比較することも可能です。
友だち追加のあと、どこまで追跡できますか?
友だち追加時に流入元タグが自動で付与され、その後の来店・購入・アンケート回答まで追跡できます。チャネル別のCPA・LTV・ROIを自動算出するため、友だち追加数だけでは分からない費用対効果を比較できます。
流入元ごとにメッセージを出し分けられますか?
可能です。流入元に応じてウェルカムメッセージやシナリオ配信を切り替えられます。Web広告経由と店頭経由で最初に届くメッセージを変える、といった使い方ができます。
付与された流入元タグは、セグメント配信にも使えますか?
使えます。流入元タグは友だち追加時に自動で付くため、後からの手動タグ付けなしに、セグメント配信の条件としてそのまま活用できます。