メッセージ配信機能とは
Engage Chの配信機能は、「誰に」「いつ」「何を」送るかを分けて設計できる仕組みです。 宛先にはセグメントやタグをそのまま指定でき、 タイミングは日時指定のほか、来店・購入・アンケート回答といった顧客側の行動をきっかけに自動で送ることもできます。
LINE運用でつまずきやすいのは、「一斉配信は楽だがブロックされる」「個別対応は効くが人手が足りない」という二択に見えてしまうことです。 Engage Chは、定型で済む連絡をBotの自動配信に任せ、判断や関係づくりが必要な場面だけ1on1のチャットに切り替える運用を前提に設計されています。 自動化と個別対応は、どちらかを選ぶものではなく、担当を分ける対象です。
できること
セグメント別配信(手動)
作成済みのセグメントを宛先に指定して配信。送信前に対象人数を確認できるため、想定より広すぎる・狭すぎるといったズレを事前に把握できます。
Botによる自動配信
友だち追加・来店・購入・アンケート回答などをきっかけに、あらかじめ用意した内容を自動送信。担当者の手が空いたときではなく、届くべきタイミングで届きます。
自動配信と1on1配信の両立
Botモードとチャットモードを切り替え、または併用可能。自動応答の途中でも、スタッフが会話を引き取って個別に返信できます。
シナリオでの複数回フォロー
「来店翌日 → 7日後 → 来店周期前」のように、時間差で続く連絡をシナリオとして設計。途中で条件分岐させることもできます。
リッチコンテンツ配信
画像・カードタイプ・ボタン付きメッセージなど、テキスト以外の形式に対応。属性別リッチメニューで、友だちごとに表示するメニューを変えることもできます。
活用シーン
美容サロン — 来店後フォローを自動化する
来店翌日にお礼とホームケアの案内、7日後に髪や肌の状態に合わせた提案、来店周期が近づいたら予約のきっかけを配信。 この一連の流れをシナリオとして一度組めば、スタッフの記憶や余力に左右されずに続きます。 指名の相談や日程調整など、会話が必要な場面だけ1on1に切り替えます。
飲食店 — 常連と新規で内容を分ける
初回来店の友だちには店の使い方や定番メニューを、来店回数の多い層には仕入れや季節限定の情報を配信。 配信カテゴリ設定で「イベント情報だけ受け取る」といった選択を本人に任せれば、 興味のない通知による離脱を抑えられます。
クリニック・治療院 — 連絡の取りこぼしを減らす
予約前日のリマインド、次回来院の目安時期の案内など、定型の連絡はすべて自動配信に任せます。 症状や不安に関する個別の相談は、そのままチャットで担当者が対応。 電話や紙のはがきに比べ、連絡そのものの手間と行き違いを減らせます。
配信テンプレ(例:来店後フォロー)
お礼 + ケアの案内
まず売り込まない。「ありがとうございました」と、自宅でできることを短く添えるだけに留めます。
予約のきっかけ
過去の来店間隔から次の時期を推定し、「そろそろの時期です」と一言。判断は相手に委ねます。
LINE公式アカウント標準機能との違い
| LINE公式 アカウント標準 | Engage Ch | |
|---|---|---|
| 宛先の指定 | 全体配信、またはみなし属性による絞り込みが中心 | 自社データで作ったセグメント・タグをそのまま宛先に指定 |
| 自動配信 | あいさつメッセージと応答メッセージが中心。時間差の連続配信は組みにくい | 行動をきっかけに時間差・条件分岐を含むシナリオ配信を設計可能 |
| 1on1対応 | チャット対応は可能だが、自動応答との切り替え運用が煩雑になりやすい | Botモードとチャットモードを柔軟に切り替え・併用できる設計 |
| 配信の根拠 | 友だち数・配信数などの基本統計にとどまる | 既読・クリック・CVを計測し次の配信内容とタイミングの判断に反映 |
| 配信コスト | 全体配信のため、関心のない相手にも通数を消費する | 対象を絞ることで必要な相手にだけ配信し、通数の使い方を調整できる |